VRCForward

VRChat のアバター制作に Unity 6 は使える?

VRChat のクライアントは Unity 6 で動いていますが、公式の VRChat SDK は今も Unity 2022.3.22f1 を対象にしています。VRCForward(VRCF)を使うと、公式 SDK のまま Unity 6 から VRChat アバターをビルド、テスト、アップロードできます。

VRChat SDK は Unity 6 に対応していますか?

まだ対応していません。VRChat は 2026年10月2日のリリース 2026.3.3 でクライアントを Unity 6 に移行しましたが、公式 SDK は今も Unity 2022.3.22f1 を対象にしています。VRChat は、対応が発表されるまで SDK のプロジェクトを Unity 6 に移行しないよう呼びかけています。

VRCForward は、アバターについてこの空白を埋める非公式のプロジェクトです。VRChat が開発やサポートをしているものではないため、問題は VRCForward の GitHub に報告してください。

VRCForward は何をするツールですか?

VRCForward は、Unity 6 の VRChat アバタープロジェクト向けの Unity エディター拡張パッケージです。アップロードはこれまでどおり、VRChat SDK パネルの Build & Test と Build & Publish で行います。VRCForward は SDK 自身のビルド処理の中で、SDK がアバターの AssetBundle を作るときにアバターを準備します。元のアセットや Quality の設定は、作ったときのまま変わりません。

また、Audio Random Container、テクスチャ配列のミップマップ制限、符号付き(負の値の)テクスチャデータといった Unity 6 の機能をアバターで使えるようにします。

VRCForward は VRChat SDK の改造版やパッチですか?

いいえ。公式の VRChat Base と Avatars SDK 3.10.5 または 3.10.6 を通常どおりインストールして使い、VRCForward は SDK のファイルを変更しません。SDK 自身のビルドコールバックを通じてビルドに加わり、ビルドのために調整した SDK の値は終了後に元に戻します。

Unity 6 からアバターをアップロードできますか?

はい。VRChat SDK パネルの Build & Publish で、いつもどおりアップロードできます。Build & Test では、Windows または Linux/Proton のローカルの VRChat クライアントにアバターをコピーします。ローカルテストには、エディターと同じ Unity バージョンで動く VRChat クライアントが必要です。

VRChat のワールドにも使えますか?

いいえ。VRCForward はアバター専用です。Avatars SDK と連携し、ワールドのビルドは扱いません。

必要なバージョンは?

  • Unity 6000.0.67f1(Windows Build Support (Mono) 付き)
  • VRChat Base + Avatars SDK 3.10.5 または 3.10.6
  • Modular Avatar を使うプロジェクトでは Modular Avatar 1.18.7 と NDMF 1.14.8

ほかの Unity や SDK のバージョンでも通常の SDK ビルドはそのまま動き、VRCForward が必要なアバターでは、どのリソースにどのバージョンが必要かが表示されます。

インストール方法は?

VRCForward は VPM パッケージ(io.github.pandaxeyed.vrcforward)です。VCC または ALCOM の Settings › Packages › Add Repository に https://pandaxeyed.github.io/vpm/index.json を追加し、Unity 6 のプロジェクトに VRCForward を追加します。VCC や ALCOM を使わない場合は、最新リリースの .tgz を Unity の Package Manager の + › Add package from tarball… から追加します。

新しく始める場合は、同じリリースにある Unity 6 スタータープロジェクトを使えます。VRCForward が入っていて、Packages/vpm-manifest.json で VRChat Base + Avatars SDK 3.10.6 に固定されています。

Unity 2022 のアバタープロジェクトを Unity 6 に移行するには?

まずプロジェクトをバックアップしてください。VCC の Settings › Unity Editors で Unity 6 を登録し、プロジェクトの Change Unity Version ダイアログで Show all installed Unity Versions をオンにして、Other versions から Unity 6 を選びます。プロジェクトに VRChat Base + Avatars SDK 3.10.5 または 3.10.6 が入った状態で、VRCForward を追加します。

VRCForward をオフにできますか?

はい。通知の Disable VRCForward を選ぶか、VRChat SDK › VRCForward ウィンドウの Project で Enable VRCForward をオフにします。アバターの準備、編集チェック、ローカルテストへのコピーが止まります。